女性にとって気になるものの1つが、デリケートゾーンの匂いでは無いでしょうか?自分自身ではしっかりとケアをしているつもりなのに、なぜかいつも臭っているような不安に襲われている人も多いといわれています。
デリケートゾーンの匂いが臭くなってしまう原因としては大きく分けて3つ考えられます。
1つ目が分泌液の匂い…分泌液の匂いはチーズのような悪臭、イカ臭い臭いなどと言われています。これは雑菌の繁殖やホルモンバランスの乱れが原因とされます。
体内のデーデルライン菌といわれる善玉菌が減少し、雑菌が繁殖しやすくなることでかなりきつい臭いを発してしまいます。また分泌液や尿などの汚れが蓄積することで、雑菌も繁殖しやすくなります。
これを防いであげる事ためには、まずは清潔を心がけること、デリケートゾーン専用の弱酸性ボディーソープを使ったり、消臭殺菌効果の高いデオドラントを使用してあげるのである程度匂いは抑えられます。
また普段のデリケートゾーンのケアの時も洗いすぎて善玉菌を流してしまわないように常に優しく洗ってあげると言うことを心がけましょう。
2つ目が裾ワキガと言われるもの…すそワキガはデリケートゾーンにあるアポクリン汗腺と言われる汗と雑菌が結びつくことによって繁殖し臭いを発生させてしまいます。
また体質や遺伝もあると言われています。
すそワキガは、軽度の症状である場合は上記と同じように普段のケアである程度臭いを抑えることが可能です。しかし症状がひどい場合は、日常ケアでは尿意を抑えきることができないため、臭いの原因であるアポクリン汗腺を取り除く手術が必要となる場合があります。
3つめとして考えられるのは感染症…上の2つ以外が原因で臭いを発生させているのであれば、トリコモナス、カンジタ、クラミジア、梅毒などといった性病の可能性もあります。
ニオイの他にもかゆみ等を発生させる可能性がありますから早めの受診をお勧めします。
それぞれの臭いが起こる症状には原因があります。まずはそうなった原因を探ってあげること、そしてそれに合わせた適切なケアをしてあげることが、においのない生活につながりっていくでしょう。