美容に関することで悩んでいたことがあります。
それはほうれい線が目立つこととあごのあたりのたるみです。
太り気味のこともあってほほのあたりの肉が膨らんでおり、そのせいでほうれい線がよりくっきりと浮かび上がるようになっていました。
またものをよく噛まないで飲み込んでいるためかあまりたくさん喋らないためか口の周り、特にあごのあたりの肉がたるみ気味でした。
その後ダイエットをすることで多少改善されたのですが、それでもやっぱり気になってしまいます。
どうにかして治したいと思っていました。それもなるべくつらくなくてめんどくさくない方法で。
最初に始めたのは表情筋を鍛えるトレーニングをすることです。
口をおもいきり大きく開けたり、すっぱいものを食べたときのように顔全体をすぼめてみたり。
入浴中にするようになったのですが、これが結構めんどくさいです。
3日もするとやる気がなくなってきてトレーニングの回数が減ってきてしまいました。
その後も一応続けてはいたのですが効果も感じられず、わずかな回数をなんとなく続けているだけの状態になってしまいました。
次に歌を歌うことを始めました。
歌うことで口の周りの筋肉を使うのです。
歌なら楽しんで続けられると思いました。
ですがこれもだんだん面倒になってきてしまいました。
たまに歌う分には問題ないんですが、毎日数十分歌うことを自分に課しているとやる気が薄れていきました。
そして結局2週間足らずでやめてしまいました。
めんどくさがりな自分がいけないのですが、それでも続けられない以上は他の方法を考えなければいけません。
どうしたものかといろいろ調べていたところ、ガムを噛むという方法を見つけました。
確かにガムを噛むということは口の周りやあごの筋肉を使うことになります。
それに何かの作業をしながらでもガムを噛むことはできますし、めんどくさがりの自分には向いているかもと思いました。
さらにガムを噛むことの恩恵はそれだけではないようです。
まずはものをよく噛むことによるストレスの解消です。
生物の根源的欲求である食べること。それに直接つながるのが噛むという動作です。
よく噛むということはその根源的欲求を満たすことでストレスや不安の解消につながるというのです。
他にも脳に刺激を与えて集中力を高めたり唾液を多く飲み込むことで皮膚の修復を促進するなどの効果も期待できるとか。
唾液にはわずかながら成長ホルモンの一種が含まれているのでそういう効果もあるらしいのです。
さっそく始めることにしました。
大きな容器に入っているガムを購入して一日一回以上、なるべく20分以上ガムを噛みます。
テレビを見ながらでもできるため苦も無く続けることができました。
それから1か月、二か月と時間が過ぎていくうちに少し口周りが引き締まってきたような気がします。
ただ太っていた時の後遺症であごのあたりの皮膚が伸びてしまっていてそれをはっきり自覚することができないのが残念です。
伸びた皮膚が戻るにはまだ時間がかかるでしょうから効果を本当に実感するのはもう少し先になりそうです。