予防接種の効き目がどうこうってには毎年冬になると必ず話題に上りますね、打たなくても変わらないとか、新型ウィルスには聞かないとかいろいろ言いますけど、結局のところ「インフルにかかったとしても症状が軽減されること」を目的として予防接種をするべきだという風潮に落ち着くようなので、どうやら意味はあるようです。
しかし、そんな世間の喧騒は何処吹く風で、私はここ10年くらい毎年予防接種を受けています。ただ、転勤も出張も多いので毎回違う病院で予防注射をされることになり、病院ごと、看護師さんごとにいろいろ違った対応をされ、それと同じく出来事が起こりがちです。
去年の看護師さんは「左手出してくださいねえ。」「左の袖をまくってくださいねえ」と言いながら右手を掴んでいたし、その前は、「刺した後をもむんですよね」と聞いたら「昔はそうかもしれませんけど、今はいいんじゃないですかね」なんて言うもんだからほっといたら、次の日痛くなってたり。
いつだかかわすれたけど、看護師さんに「あれ?」とか言われたときは不安になったものです。聞くと結婚して辞めてから3年ぶりに復帰して間もないらしく、ちょっと不安なんだとか。だからといってお願いだからそんなこと言うのやめてください。
医者も色んな人がいるのと同じで看護師さんもそうですね、対応の仕方の基本と言うか不文律のようなものがある一方で、ふとしたところに個性が出るもんで自分なりに患者を安心させるとかやりやすくするためにかける言葉があるとかそういうことを考える人もいるようで、先日、健康診断のために採血した時なんか、「はい、チクッっとしますよお」とか「はいぐーにしてー。ぐー」とか子供に接するような感じなんです。確かにこれって安心するかもなんて想ったもんです。