果物には食物繊維が豊富に含まれていて便通をよくする働きがあります。なかでもおすすめなのがリンゴです。リンゴの便秘解消効果を高めるには、食べ方にコツがあります。
リンゴにはペクチンという食物繊維が豊富に含まれていて、腸の働きを活発にしたり、善玉菌のエサになって腸内環境を整えます。そのまま食べてもよいですが、さらに高い便秘解消効果を期待するなら、ホットリンゴにして食べるのがおすすめです。リンゴを加熱することでペクチンの量が増えます。
ホットリンゴは簡単に作れます。リンゴの皮は食物繊維やポリフェノールなどが豊富なので、皮も一緒に食べましょう。皮も食べるのでオーガニックのリンゴを選ぶか、よく洗ってください。リンゴをクシ型に切ります。耐熱容器に重ならないように並べて、ラップをふんわりかけて電子レンジで1分半から2分ほど加熱します。ラップをしたまましばらく置いておくと、予熱でしんなりとしてきます。柔らかくなっていればできあがります。まだ固いようならもう少し電子レンジにかけてください。
加熱することで甘味が増すのでそのまま食べてもおいしいですが、シナモンやはちみつを加えてもよいです。はちみつはオリゴ糖が豊富な便秘によい食材です。