頭のにおいの原因はなにも、洗髪の仕方にだけ原因があるのではありません。生活習慣の中に皮脂を過剰に分泌させる原因があることもありますし、洗髪後のケアが間違っていることもあります。頭のにおいが気になる場合、それらを一つずつ改善するとよい効果が得られるかもしれません。
食生活の改善
においのもととなる皮脂の分泌には摂取するものが大きく関わっています。肉などの動物性たんぱく質や脂肪分の多いものを食べている場合、それらが悪臭のもとになっている可能性があります。肉や脂肪の多いものの代わりに、野菜や果物を増やすだけでにおいが軽減する場合があります。
規則的な生活
不規則な生活は皮脂の分泌を過剰にします。特に悪いのは夜型の生活ですから、徹夜などが多い人は、なるべくそれらを控えることで皮脂分泌が正常にもどり、においのもとが減る可能性があります。
ストレス
ストレスも皮脂の分泌を増やします。ストレスがたまると顔の肌があれる人もいるかと思います。それはストレスによって自律神経のバランスが乱れ、皮脂が過剰に分泌されているために起こることです。そこで知っておきたいのは、皮脂を分泌する皮脂腺は顔よりも頭皮に多いということです。つまり顔にトラブルが起きたということは、頭皮にもトラブルが起きている可能性が高いということです。
髪をぬれたままにしない
さて、これは上の3つと毛色が違う項目ですが、これも頭のにおいの原因になり得ます。髪をぬれたままにして放置していると、空気中の汚れが髪に付着しやすくなります。当然よごれが付着するということは雑菌が繁殖しやすくなり、におを発生させる原因となります。
これらの項目にあてはまる場合、もしかしたら自分では気づかない内に髪がにおっているかもしれません。また、いくら洗髪を頑張ってもにおいが気になると言う人はこれらのことを改善してみてはどうでしょうか。