自動車はその車を所有していた人の使用状況や癖などによって同じ車種でも
それぞれが違った車歴を持っています。
一台一台違った状態の中古車を正しく評価することを”査定”といいます。
中古車の状態は、その使用状況によって大きく変化します。
それを個人の嗜好によって判断してしまうと、車の評価は大きくバラつきます。
バラつきを無くすためには、ある一定のルールが必要になります。その一定のルールに則って
判断されるのが査定です。
査定では「標準状態」と「査定する車の状態」を比較するところから始まります。
標準状態には6つの項目があって、その項目と査定する車の状態を比較して、良いか悪いかを判断します。
その6つの項目は以下になります。
1) 外装・内装は無傷である
2) エンジン・足回りは走行に支障なく良好であること
3) 車検の残り月数は3ヵ月以内とする
4) 走行キロ数は標準走行キロとする
5) タイヤの残り溝は1.6mm(スリップサイン)以上あること
6) その他、事故による修復歴、損傷減価要因、改造工作のないこと
これらを総合的に判断して査定金額が決定します。