チェス・トーナメント

初参加 先日、初めて念願のチェス・トーナメントに参加してきました。 私のチェスの腕前は、素人なら「上の下」というところでしょうか。 普段家族や友人たちとゲームをする時は、そこそこ強いと自負していたのですが、それが全くの思い違いであったと思い知らされる結果となりました。 本格的なタイトルをもらえる、賞金付きのトーナメントで、参加者のランクもなかなかのものでした。全員、チェスが好きという共通点があって、試合前、休憩時間、試合後は、楽しく和やかに打ち解けるのですが、いったん試合が始まると、まさに針が落ちても聞こえるような静けさで、胃を締め付けられるような緊張感に部屋中が満たされました。 一つの不注意なミスが、勝負の流れを決めてしまう、あちこちからため息が漏れ聞こえる空間でした。 私の結果というと、6戦全敗となりました。 負けて大変悔しかったんですが、それと同時に、これまで味わったことのない充実感を味わったことも確かです。 本当のプロの方たちと比べようもありませんが、本当にほんの少しだけ、ご苦労がわかったような気がします。 この緊張感をしょっちゅう経験するなんて、自分にはとても無理だと思いました。 ですが、下手の横好きで、これからも素人なりに楽しんでチェスを続けていこうと思います。

 

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