女性の社会進出が増えたことや、妊娠・出産回数の減少により女性独特の病気もゆっくりですが変化してきていると言われています。30代になれば体調を整え管理することに気配りをしましょう。
ここでは用心しておきたい女性の病気について説明します。
女性としてぜひとも知っておきたい婦人科系の病気ということになるとさまざまありますが、その中でも注意したい女性独自の病気に子宮内膜症と子宮筋腫があります。
子宮内膜症と呼ばれる病気はどんなものかといえば子宮の内腔を覆っている子宮内膜という膜が、子宮以外の場所で増えてしまう病気のことです。
一番子宮内膜症の発症が多いのは年齢的に30代の女性ですが、20代くらいの人から注意が肝要です。
生理のある女の方のうち10人に1人は子宮内膜症ではないかとも言われています。
それからもう一つ、子宮筋腫は子宮の内外にできる良性のコブ(=腫瘍)のことをいいます。
生理痛を起こす原因になるほか、月経血の量が多くなったり生理日が長く続くなどの症状を起こします。
二つとも「年々ひどくなる月経痛」が一番の特徴と言えるでしょう。
大多数の女性に月経痛があるといわれており、薬がほとんど効かないほどひどい痛みが続くこともあります。