ここ数年、高級時計の見た目はさらに良くなっています。

その理由は、大きく二つあります

ひとつはスマホの出現。
もうひとつは精密なロボット技術が上がってきていることだ。

スイスのある腕時計デザーナーが雑誌で語っていたのだが、
「すべての素材にこだわり、快適な質感をもっているスマホは、
一般大衆が気軽に購入することができる。
しかし、我々が販売している時計というのは、スマホの10倍以上の値段が付く。
一般大衆が、スマホのレベルにたいへんな満足をしているなかで、我々の作り出す腕時計に興味がいくことはまずないだろう」

こうした、危機感から、腕時計メーカはさまざまな施策を余儀なくされた。
文字盤が回転する時計や、スマホとの連携が得意な時計、
または、スマホ型の腕時計といったのもの開発されている。

また、時計をかざる入れ物や、袋、そして、店構えなども、
ブランド力を出すために、工夫できるところは最大限に努力し改善がすすんでいる。

その甲斐もあり、腕時計というのが若者を中心にふたたびブームが再燃されているのだ。